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ミシュランのエアレスタイヤ、仏郵政公社で採用

2023年7月21日 (金)

荷主ミシュランは20日、La Poste(フランス郵政公社)と提携し、新世代エアレスホイールテクノロジーである「ミシュランアプティス・プロトタイプ」(アプティス)を装着したLa Poste車両の初運行を実施したと発表した。同社によると、2024年末までにフランス北部のオードフランス地域で40台の同車両がアプティスを装着し、手紙や小包を配達するという。

▲エアレスタイヤ 「ミシュラン アプティス・プロトタイプ」(出所:ミシュラン)

アプティスは、空気を必要としない、乗用車・ライトバン用のエアレスタイヤで、画期的な構造やハイテク材料によって、タイヤのパンクや破裂などのリスクを排除できる。同タイヤの使用により、空気圧補充や点検の必要が無くなるため、メンテナンス負荷の軽減され、車両のダウンタイムが最小化することで稼働率が向上し、事業の生産性の最大化向上に寄与する。アプティスの採用はアジアに続き、欧州では初だという。

ミシュランによると、アプティスは50年までにタイヤを100%持続可能にするための重要なステップとなる。タイヤ構造・ハイテク材料の分野で50件の特許を有し、安全なモビリティと環境保全に貢献するという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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