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ミシュラン、DHL車両でエアレスタイヤ試験運用

2023年1月26日 (木)

荷主ミシュランは26日、DHL Express(DHLエクスプレス)と提携し、新世代エアレスホイール「ミシュラン アプティス・プロトタイプ」(アプティス)の実用化に向けた試験運行を開始したと発表した。1月10日からシンガポールでアプティスを装着したDHL車両によるラストワンマイル配送を行い、2023年末まで現地で50台を稼働するという。

▲DHLの配送用のライトバン(出所:ミシュラン)

アプティスは乗用車・ライトバン用のエアレスタイヤで、画期的な構造やホイールアセンブリーなどにより、タイヤのパンクや破裂などのリスクを削減する。また、空気圧補充や点検の必要がなくなり、メンテナンスの負荷を大幅に軽減する。

ミシュランは、世界のタイヤの2割が、路上の障害物による損傷や不適正な空気圧による偏摩耗などで、寿命よりも早い段階で破棄されている現状を説明し、アプティスのエアレス技術が年間2億本のタイヤ、200万トンの原材料の早期破棄を防ぐポテンシャルがあるとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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