サービス・商品ZMP(東京都文京区)は21日、「段積み」「段ばらし」に対応した無人フォークリフト「CarriRo Fork」(キャリロフォーク)の最新モデル2機種の受注を開始したと発表した。ラインナップは、可搬重量最大1.4トン・揚高最大6メートルのリーチタイプと、可搬重量最大650キロ・揚高最大3メートルのウォーキータイプがあり、ことし12月の出荷開始となる。
キャリロフォークは、リンデマテリアルハンドリング(ドイツ)のフォークリフトに、ZMP独自開発の自動運転OSであるアイザックを搭載した無人フォークリフト。自動走行のための自己位置認識手法として床面工事が不要なレーザー誘導方式を採用しており、従来の磁気テープ敷設方式に比べ、ルート変更時にかかるコストを大幅に削減している。最新モデルでは従来より20%の高速化を実現した。
オプション機能である、パレット認識機能「Fork Eye+」(フォークアイプラス)によって、工場・倉庫で行われる「段積み」「段ばらし」にも対応する。別のオプション機能としては、ZMP独自開発のロボットマネジメントプラットフォーム「ROBO-HI」(ロボハイ)との連携により、遠隔からの稼働状況の監視に加え、複数のキャリロフォーク利用時の優先走行制御や自動倉庫・垂直搬送機等の設備とのシステム連携が可能になる。
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