ロジスティクス日本郵船は5日、川崎重工業坂出工場(香川県坂出市)で新造大型LPG(液化石油ガス)運搬船の命名式を実施したと発表した。命名された「LUNA PATHFINDER」(ルナパスファインダー)は、同社が発注したLPG二元燃料エンジン搭載船として6隻目となる。

(出所:日本郵船)
本船は、昨年完成した「LIBERTY PATHFINDER」(リバティパスファインダー)に続くLPG燃料対応船で、竣工後はアストモスエネルギー(東京都千代田区)に定期傭船され、国内外へのLPG輸送に従事する予定だ。
LUNA PATHFINDERの名称は、船がアンモニア積載にも対応し、脱炭素への道を切り拓く道標(パスファインダー)となるとの思いに加え、夜空に光をもたらす“月の女神”を意味する“ルナ”に由来するという。
本船は、重油とLPGの両方を燃料とする二元燃料エンジンを搭載し、航海中は主機軸の回転を活用して発電することで、ディーゼル発電機の停止が可能。LPG燃料を使用することで、重油比で硫黄酸化物(SOx)を95%以上、温室効果ガス(GHG)を20%以上削減できるとされている。
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