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豊田通商、インドで再エネ事業に初参入

2025年8月6日 (水)

M&A豊田通商は6日、インドでの再生可能エネルギー事業への初参入として、現地の再エネ大手クリーンマックスと合弁会社を設立すると発表した。新会社「クリーンマックス・トヨツー・グリーンエナジー」は2025年内の設立と事業開始を予定しており、主にインドに進出する日系企業を対象に、太陽光・風力発電を活用したPPA(電力購入契約)による電力供給を行う。

インドは経済成長に伴い温室効果ガス(GHG)排出が増加しており、政府は70年のネットゼロ達成と、30年までに非化石燃料の発電容量を500ギガワットまで拡大する目標を掲げている。日系企業の再エネ導入ニーズも高まっており、合弁会社の設立はこうした動きに応えるものと位置付けられる。

パートナーとなるクリーンマックスは、企業向け再エネ供給で豊富な実績を持つインド国内のリーディングカンパニー。オンサイト(自社敷地内)、オフサイト(外部拠点)での電力供給や、発電所の開発・運営まで一貫して手がけており、豊田通商は同社との協業を通じて、現地ニーズに即した事業展開を図る。

新会社はインド西部の商都ムンバイに拠点を構え、太陽光発電を中心に、ニーズに応じて風力発電も活用。現地の脱炭素化支援とともに、インド政府の再エネ目標の実現にも寄与する構えだ。豊田通商にとっては、インドでの再エネ分野での初の取り組みとなる。

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