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佐川と西濃、青森・過疎地域への輸配送で協働

2023年7月31日 (月)

▲西濃運輸の盛岡支店に佐川急便のトラックが到着する様子(出所:西濃運輸)

国内佐川急便と西濃運輸は7月31日、本州最北端の郡で人口減少地域である青森県下北郡向け荷物の幹線共同輸送と届け先への共同配送を開始したと発表した。

スキームは、佐川急便が西方面から岩手営業所に運ばれた下北郡向け荷物を積載したトラックで、車で5分ほどの場所に位置する西濃運輸盛岡支店に寄り、西方面から同支店に運ばれた下北郡向け荷物を受け取る。そこから佐川急便の下北営業所まで共同輸送し、同営業所から下北郡の届け先へ配送する。以前は西濃運輸の場合、仙台支店から盛岡を経由して青森支店まで荷物を運び、下北郡への配送を行っていたが、仙台と青森の途中にある盛岡支店まで輸送すれば良くなった。

この取り組みは両社が物流総合効率化法に基づいた総合効率化計画として、7月25日付で東北運輸局から認定を受けた。両社は同計画のなかで輸送網の集約、共同輸配送を推進し、トラックドライバーの運転時間を年間8038時間にあたる41.8%削減、CO2排出を年間89.5トンにあたる54%削減を目指す。

▲運用スキーム(出所:西濃運輸)

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LOGISTICS TODAY編集部
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