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第一貨物、動画ツールでドライバー教育体制を強化

2023年8月1日 (火)

サービス・商品ビジネスシーンに活用する動画サービスを手がけるClipLine(クリップライン、東京都千代田区)は1日、第一貨物(山形市)の全国71拠点に動画型マネジメントシステム「クリップライン」を導入したと発表した。ドライバーの教育ツールや、従業員の情報共有インフラとして活用されている。

第一貨物はクリップラインを通じ、新人ドライバー向けに荷扱いや積み付けなどの注意点を教える研修動画や、トラックの構造や車両の保守など一般研修用動画、営業職ビジネスマナー動画など700本の業務関連動画を配信。ドライバーにパソコンやスマートフォンで視聴してもらい、業務の隙間時間に学習できるようにした。動画の尺は見やすいよう30秒から1分程度に収めた。

▲積み付けに関する動画。手軽に見られるよう30秒程度に収めている(出所:ClipLine)

第一貨物が得意とする特別積み合わせ輸送ではさまざまな形状の荷物を取り扱う性質から、輸送品質保持には多くの知識や技術習得が必要となるため、同社は研修施設での集合研修やOJTなどに注力しているが、口伝えや紙ベースでのマニュアルによるものが多く、教える内容にバラつきが生じることが課題だった。クリップラインの導入により、教育内容の均一化と学習機会の不足を補てん、教育する側の負担軽減が図れるとしている。

また、同社の全拠点の従業員向けの情報インフラとしても活用。従来は紙で行っていた社内調査のアンケート機能による実施や、社長メッセージや好事例などの動画配信にも役立っているという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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