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大和物流、福島県で新物流センター稼働

2023年8月2日 (水)

拠点・施設大和ハウスグループの大和物流(大阪市西区)は2日、2022年8月から福島県本宮市において物流施設「福島物流センター」の建て替え工事を行ってきたが、このたび建物が竣工し、1日より稼働開始したことを発表した。

▲福島物流センター外観(出所:大和物流)

「2024年問題」を目前に、長距離輸送の課題解決に向けた中継拠点の需要が増加する中、同センターは東京都心部まで250キロという立地優位性を活かし、首都圏と東北を結ぶ中継拠点や東北エリアをカバーする2次配送拠点、デポ拠点などとして、効率的な輸配送ソリューションを展開する。また、建築現場向け資材や産業用機械のほか、需要の高い電子機器関連商品、自動車部品といった幅広い貨物を取り扱い、在庫管理や流通加工、輸配送などの各種物流サービスを提供する。

同センターは、東北自動車道本宮インターチェンジ(IC)から5.2キロとアクセスに優れ、東北自動車道と磐越自動車道が交わる郡山ジャンクション(JCT)にも8.0キロと近接することから、物流拠点として好立地にあり、東北エリアと首都圏を結ぶ長距離輸送の中継拠点としても優れている。

同センターは、延床面積を建て替え前の2554平方メートルから1万1676平方メートルに拡張、施設内に埃が入りにくい高床式ホームを採用し、搬送装置(ドックレベラー)を設置しているため、衛生管理をともなう貨物や海上貨物の取り扱いにも対応可能である。また、環境配慮型物流センターとして高い環境性能を誇り、敷設したソーラーパネルで発電した電力を施設内で自家消費するとともに、化石燃料の電力でないことを証明する「トラッキング付き非化石証書」を購入することで再エネ100%を実現する計画である。

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LOGISTICS TODAY編集部
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