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南日本運輸倉庫など、食品鮮度保持技術でロジ大賞

2023年8月4日 (金)

フードチルドや冷凍食品の輸送を手がける南日本運輸倉庫(東京都中野区)は3日、食材の鮮度を保持する技術「DENBA」(デンバ)の特許を持つDENBA JAPAN(デンバジャパン、千代田区)と、デンバジャパンとの合弁会社DENBA DISS(デンバダイス、埼玉県戸田市)と3社で手がけるデンバの食品鮮度管理技術を用いたコールドチェーン構築の取り組みが、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が主催する「2023年度ロジスティクス大賞」で技術革新奨励賞を受賞したと発表した。

3社はデンバ技術を活用した食品コールドチェーンのインフラ構築にデンバダイズを事業会社として取り組み、食品の鮮度向上とリードタイムの改善による食材廃棄の軽減と販路の拡大、加工品に使用される原体の長期保管化、離島や海外への海上輸送、産地での集荷と仕向け先までの輸送における鮮度保持やトレーサビリティーの向上――といった成果を5つの事例で挙げたことが評価された。

デンバは水分子に波長を与えて共振させ、食材の細胞を壊さず凍結させることで栄養流出を防ぎ鮮度を保持する技術。専用機器はコンパクトサイズで使用中の冷蔵庫に後付けもでき、アンテナ機能により庫内全域の冷凍品に効果が及ぶ仕組みとなっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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