ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

デンバ・ジャパン、食品物流特化の鮮度保持ユニット

2023年11月10日 (金)

フード食材中の水分子に振動を与え、食材の細胞を活性化させて鮮度を保持するDENBA(デンバ)技術を駆使した商品開発などを手がけるDENBA JAPAN(デンバ・ジャパン、東京都千代田区)は10日、物流に特化した新商品「DENBA Land」(デンバ・ランド)の販売を開始したと発表した。食品の鮮度を長く保つことで食品物流に関するリードタイムを長期化し、食品ロスの削減や、長距離輸送・保管が必要な地域への販路開拓につなげる。

▲荷台への設置イメージ(出所:DENBA JAPAN)

デンバ・ランドは鮮度保持が必要な食品物流に特化した鮮度保持ユニットで、トラック荷台に突っ張り棒のような構造で専用機器を取り付けて使用する。専用機器によって荷台全体に電場がつくられ、荷台の中の食品の水分子に波長を与えて共振させることで、食材の細胞を壊さずに凍結させることができるようになり、栄養流出を防いで鮮度を長期間保持できる仕組みとなっている。

専用機器は突っ張り棒とともに取り外しが容易なため、改修施工などは必要なく、中継輸送や車両変更の場合も貨物と同様に積み替えが可能だ。機器はポータブル電源で稼働できる。

同社はコンテナに埋め込むタイプの船舶向け鮮度保持装置「DENBA Mairne」(デンバ・マリン)も販売中。デンバ技術を食材廃棄の軽減、輸送・保管の長期化による販路拡大、離島輸送の実現など、次世代コールドチェーンを構築するツールとして普及に努める。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com