拠点・施設西日本鉄道は4日、国際物流事業本部の関東物流拠点として「にしてつ関東ロジスティクスセンター」を千葉県習志野市に開設すると発表した。同社にとって東日本では1998年以来となる4拠点目の開設で、首都圏の基幹空港と主要港に近い航空・海上輸送に適した立地を生かし、国内物流拠点における旗艦施設と位置付ける。2024年1月に開設する。
同センターは地上4階建て、倉庫面積1万6908平方メートル。半導体などの精密機器の保管やフルフィルメントセンターとしての提供などを想定し、1階は常温倉庫と冷蔵倉庫を併設、2‐4階を空調倉庫とした。
東京港は20キロ、横浜港、羽田空港、成田空港を40キロ圏内に収め、航空・海上輸送の拠点として機能。グループの西鉄物流(千葉県市川市)と協働して、関東エリアの集配送におけるトラック配送網の拠点としての活用も見据えており、航空・海運と国内輸送が一気通貫したサービスの提供を図る。
拠点運用では集配トラックの適正な運行管理を行うほか、AI(人工知能)を活用した在庫管理、無人搬送ロボットを活用する。ESGの取り組みとして太陽光パネルの設置によるグリーンエネルギーの活用、リチウムイオンバッテリー搭載のフォークリフト運用の拡大も進める。
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