西鉄、泉佐野市に国際物流センターの新棟、8月開設

ロジスティクス西日本鉄道は国際物流ビジネスを拡大するため、8月をメドにりんくうロジスティクスセンター（大阪府泉佐野市）を増床する。6日策定した2014年度事業計画に盛り込んだ。

既存施設の敷地内で、駐車場として活用している土地に新棟を「第2倉庫」として建設するもので、輸出入貨物需要の増大に対応する。新棟は既存倉庫とほぼ同じ倉庫スペースとする計画。

既存のりんくうロジスティクスセンター「第1倉庫」は敷地面積4620平方メートル、鉄骨鉄筋造5階建てで延床面積は7354平方メートル。輸出貨物の集約基地や輸入貨物のディストリビューションセンターとして運用し、保税機能を活用してVMIへも対応。爆発物探知装置も備え、24時間、365日オペレーション対応が可能な施設となっている。

14年度事業計画では、九州海運営業所を新設して海運事業の強化を図るほか、海外現地法人、支店、駐在事務所の開設など営業拠点の拡充に力を入れる。
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