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東京汽船1Q、人件費などコスト増で営業損失

2023年8月10日 (木)

財務・人事東京汽船が9日発表した2024年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比5%増の29億6200万円、営業損益が1100万円の赤字(前年同期は7500万円の赤字)、最終損益が2100万円の赤字(同600万円の黒字)。人件費、船舶修繕費、洋上風力発電交通船(CTV)事業の活動縮小に伴い用船料が減少し営業損失となった。

主力の曳舟事業の売上高は港湾曳舟料の値上げもあり2.4%増の22億3900万円、営業損益は100万円の赤字(2400万円の赤字)。コンテナ船の入出港数が増加し川崎地区、東京地区で増収した一方、横須賀地区は大型タンカーやLNG(液化天然ガス)船が減少し減収、千葉地区はほぼ横ばいで推移した。秋田港、能代港で建設用のCTVの作業が終了したため、大幅な減収となった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比1.9%増の120億8800万円、営業利益が5.1倍の4億7000万円、最終利益が62.1%増の6億7400万円と増収増益を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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