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モーダルフェリー積載率、四国・九州間で5割切る

2023年8月21日 (月)

ロジスティクス国土交通省は21日、トラック輸送のモーダルシフトとして利用されている中・長距離フェリーの積載率の調査結果を発表した。ことし1‐3月と4-6月に事業者へアンケート調査を実施しており、積載率に余裕のある航路を可視化することで、荷主や物流事業者のモーダルシフトを促進する狙いがある。

片道100キロから300キロ未満の中距離、300キロ以上の長距離を海上輸送し、陸上輸送のバイパス的な役割を果たす11航路での積載率を調査した。その結果、ことし4‐6月では、東東北発中京行の航路で90‐95%と最も高い積載率を誇り、逆に北四国発北九州行では最も低く35‐40%となった。

4-6月で積載率70%以下だった航路は、北陸・北海道間(65-70%)、阪神・北海道間(55-60%)、阪神・北四国間(55-60%)、京浜・北九州間(一部京浜・東四国間含む、65-70%)、阪神・中九州間(上り65-70%、下り55-60%)。50%を割ったのは北四国発北九州行と、北九州発北四国行(40-45%)のみ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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