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国交省、トラック輸送航路の積載率を公表

2024年2月29日 (木)

環境・CSR国土交通省は28日、中・長距離フェリーと、RORO船のトラック輸送での積載率の動向(2023年10〜12月実績)について調査結果を公表した。

中・長距離フェリーとRORO船事業者へのアンケート調査で対象期間中のトラック輸送の積載率動向について概算値を算出した。同省は、実際には、季節や曜日、定期整備期間などの影響で変動があるため、あくまで参考値としている。

その結果によると、中・長距離フェリー航路で最も高かったのが、北関東-北海道の下りで85〜90%あった。東東北-北海道で、上り下りとも80〜85%、阪神-北九州でも、上り下りとも80〜85%あり、高水準だった。

また、RORO船航路では、最も高かったのが上り下りともに95〜100%に達した京浜-東東北。京浜-阪神の上りでも、95〜100%だった。

一方、積載率が70%未満だったのは、中・長距離フェリーで、北東北-北海道(上り・下り)、中京-東東北(上り)など。

RORO船では東東北-北海道(上り・下り)、中京-東東北(下り)などだった。

同省は、「今後のモーダルシフト推進に向けた検討に活用してほしい」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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