コープこうべのデータ活用推進、三菱食品など協力

フード三菱食品は5日、ITシステム開発のトランザクション・メディア・ネットワークス（TMN、東京都中央区）とともに、生活協同組合コープこうべのさまざまなデータを活用した、決済とマーケティングを統合した情報プロセシングを開始したと発表した。TMNがデータの安全な保管と整備を行い、高度なデータ分析を可能にする情報プロセシング・プラットフォームを構築し、コープこうべの販促などさまざまな施策につなげる。

3社はまず、宅配と店舗事業で協力してプラットフォームを活用し、コープこうべ組合員の属性だけでなく、時間軸での利用動向や一定部門での利用状況など多角的なデータ分析を行いながら、宅配と店舗の相互利用に向けた施策を検討する。2024年前半までにほぼリアルタイムでデータの収集から分析までを実施できるプラットフォームを完成させる予定。

コープこうべは21年にTMNの決済、ポイント、会員管理サービスを採用し、TMNとともにコープこうべの組合員IDを一元的に管理する共通会員基盤を構築した。今回の取り組みでは、三菱食品の生活者理解のノウハウとTMNの高度な決済サービスなどを連携させ、コープこうべの本格的なデータ利活用と事業活動の高度化を促進する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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