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SBSHD、自己株式処分、東証上場へ環境整備

2012年11月14日 (水)

ロジスティクスSBSホールディングスは14日、東武グループの不動産関連会社「東武プロパティーズ」を引受先とする、第三者割当による自己株式の処分を行う、と発表した。

同社は現在、ジャスダック市場に株式を上場しているが、東証への上場準備を進める取り組みの一環として、連結納税制度へ移行。これに伴い、筆頭株主の鎌田正彦社長が持つ株式の議決権比率を50%未満に引き下げることで、税制面の環境整備を行う狙い。

引受先の東武プロパティーズは、東武グループで不動産関連事業の中核を担っていることから、SBSHDは、3PL事業などで重要な物流施設の安定確保につながると判断。

東武プロパティーズはSBS株式を中長期的に保有する方針で、安定株主としても相応しいとして引受先に選定した。

普通株式28万5600株を1株822円、総額2億3476万3200円で処分する。

自己株式処分後、鎌田氏の株式所有割合は50.24%から49.15%となり、筆頭株主であることは変わらないものの、支配株主ではなくなる。