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JFE京浜製鉄所跡地に水素供給など大規模拠点構想

2023年9月11日 (月)

国内JFEホールディングスは7日、川崎市と共同で検討を進めていた、16日に稼働休止する京浜地区のJFEスチール東日本製鉄所(川崎市川崎区)の跡地利用計画で、土地利用構想「OHGISHIMA2050」を取りまとめたと発表した。カーボンニュートラルを先導する拠点として水素などの供給拠点、大規模水素サプライチェーンの実証拠点として整備するだけでなく、港湾物流や高度物流拠点としての機能化も図る。

▲「OHGISHIMA2050」における扇島地区のイメージ(出所:JFEホールディングス)

製鉄所のある扇島地区の222ヘクタールを対象とする構想で、対象となる土地は首都高速湾岸線など主要道路や羽田空港に近く、高度物流拠点が計画される区画の沿道は首都高出入り口や国道357号の整備により、アクセスの向上が期待されている。周辺にはエネルギー施設が集積、国内最大級の大水深バースがある。

土地利用の大まかなコンセプトとしては、京浜臨海部の性質と広大な土地をを生かしたエネルギー産業の拡大、次世代産業を育成する場とするほか、陸空海からアクセスできる広大な平坦地として首都圏防災に寄与する拠点とする。

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LOGISTICS TODAY編集部
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