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ヤマト、三菱ふそう新型「eキャンター」900台導入

2023年9月12日 (火)

ロジスティクスヤマト運輸は12日、三菱ふそうトラック・バス(川崎市幸区)が開発した小型EV(電気自動車)トラック「eCanter」(eキャンター)の新型モデル900台を、ことし9月から全国に順次導入すると発表した。同社が2トンEVトラックを導入するのは今回が初。

▲電気小型トラック「eCanter」新型モデル(出所:ヤマト運輸)

新型eキャンターは、温室効果ガス(GHG)を排出せず、振動や騒音が少ない環境に配慮された仕様。常温・冷蔵・冷凍機能の3室を備えた標準キャブ・Sバッテリーのバン車両で、車幅が狭くコンパクトで小回りが利くため街中での配送に適しており、充電口が車両後方にあるため充電や荷室からの荷物の出し入れが容易となっている。

ヤマト運輸はeキャンターの導入にあたり、ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジアが提供する、車両メンテナンスなどEVトラックの導入や運用に必要な事項をパッケージ化した「FUSOグリーンリース」を利用し、三菱ふそうがEVトラックの導入や運用をサポートする。

ヤマトグループは、2050年にGHG自社排出量実質ゼロを掲げており、その前段階として30年に48%削減(20年度比)を実現させるため、30年までにEV2万台の導入を目標とし、小型トラックを中心にEVの導入を進めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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