東急不動産、バンコク近郊の物流施設開発に参画

国際東急不動産は14日、同社の現地子会社であるTOKYU LAND ASIA（シンガポール、TLA）を通じて、タイ大手上場不動産デベロッパーであるOrigin Property Public Company（オリジン）とタイ大手上場物流会社のSCG JWD Logistics Public Company（SCGJWD）の合弁会社Alpha（アルファ、タイ）が手がける物流施設開発事業「アルファ・パントンプロジェクト」に参画すると発表した。

同物件は、タイ最大級の湾岸工業地帯を構成するチョンブリ県での物流施設開発案件で、同国最大規模の工業団地であるアマタシティーチョンブリ工業団地に隣接し、自動車産業など幅広い産業倉庫の需要が旺盛なエリア。敷地面積は6万6000平方メートル、賃貸面積は4万平方メートルで、平屋建て倉庫2棟から成るマルチテナント型物流施設だ。

▲アルファ・パントンプロジェクトの物件位置（クリックで拡大、出所：東急不動産）

ASEAN（東南アジア諸国連合）域内では国をまたいだ交通網の整備が進められており、タイは地理的に中心に位置することや製造業が集積していることを背景に物流マーケットの成長が見込まれている。同事業への参画により、東急不動産のタイ物流施設開発事業は4件、タイ事業参画は9物件となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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