ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

マースク、中央アジアと米・欧結ぶ海陸複合輸送

2023年9月15日 (金)

(出所APモラー・マースク)

国際大手海運のAPモラー・マースク(デンマーク)は13日、中央アジアと米国や東アジア、地中海地域のヨーロッパを結ぶ、海上輸送と鉄道輸送を交えたマルチモーダル輸送サービスを開始を発表した。

ジョージアの国際港ポティ港に持ち込まれた貨物を、鉄道を介してアゼルバイジャンのバクーまでシームレスに輸送、その後はカスピ海を越えてカザフスタン・アクタウに運ぶ。そこから鉄道ネットワークを介してアルマトイ、アスタナ、タシケントなどの中央アジアの都市に貨物を届ける。ジョージア、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、カザフスタンでラストマイル配送を担うトラックとの接続も行う。

成長が大きい中央アジアの消費者市場に対して、生活用品やハイテク製品の貨物輸送の効率化を高める。新サービスは主にカザフスタンとウズベキスタンを対象としているが、今後展開が予想されるトルクメニスタンやタジキスタン、キルギスなどの近隣諸国への物流サービスの基盤となる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com