守谷輸送機、宇都宮工場を増改築し生産能力拡大

拠点・施設守谷輸送機工業は19日、生産能力の拡大と外注費の削減などを目的として、宇都宮工場（栃木県宇都宮市）の増改築と生産設備の導入を発表した。工期は2024年4月から9月で、投資予定額は2億1500万円。

同社の主力製品である荷物用エレベーターは、物流センターや倉庫などの建築棟数の伸長に伴い受注が増加しており、現状500台の生産能力を27年3月期までに600台に増強するため、鳥浜工場（横浜市金沢区）の新設と新工場建設を計画。

鳥浜工場は、ことし8月に「鳥浜製品管理センター」として稼働を開始した。新工場については、24年9月の稼働を目標に検討を進めてきたが、宇都宮工場にて新建屋の増築、既存建屋・設備の改修・撤去・生産設備の導入を行い、生産体制の拡大を実現させる。

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