データフラクトとパイオニア、エコ運転ツール実証

サービス・商品データを活用したソリューションを展開するDATAFLUCT（データフラクト、東京都渋谷区）は25日、パイオニア（文京区）と共同開発中のCO2排出量を可視化する「becoz drive」（ビコーズドライブ）で、産業機械メーカーFUJI（愛知県知立市）と協力し、FUJIの社用車でビコーズドライブを活用した車両管理とエコドライブに関する実証実験を行ったと発表した。

同実験では、FUJI本社の従業員900人が共同利用する社用車16台を対象に、スマートフォンにインストールしたアプリケーションから走行データを取得し、ビコーズドライブを活用して、CO2排出量削減効果、エコドライブ促進によるガソリン代の削減効果、安全運転意識の向上効果、現行社用車オペレーションのコストなどを算出する。

ビコーズドライブではエコドライブにインセンティブを与えることができ、CO2排出削減に効果的な渋滞を回避した時間帯の走行や、エコドライブなどの貢献度に応じたポイントの付与などが可能で、ポイントは企業の福利厚生サービスとして割引券やクーポンに交換できる。

同システムは、スマートフォンのみで利用できるため、車両への専用デバイスの搭載は不要で手軽に導入できる。

▲「becoz drive」の運用イメージ（出所：DATAFLUCT）

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LOGISTICS TODAY編集部
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