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商船三井、フィリピンの寄付施設が完成

2012年11月20日 (火)

メディカル商船三井は20日、同社の寄付でフィリピンに建設されたデイ・ケア・センターの開所式を19日に開催したと発表した。昨年11月に実施した在フィリピン国際NGOへの支援が具体化したもの。

フィリピンのノバトス市タンザ地区に完成したのは、就学前児童への教育、支援が必要な人々を対象とした、健康診断や食事提供などを実施する多目的施設・デイ・ケア・センターで、19日の開所式には同社の芦田昭充会長が出席した。

このデイ・ケア・センターで教育を受ける2歳から6歳までの児童50人には「MOL」のロゴが入ったリュックと文房具が配られ、家族や関係者が見守る中、最初の授業が開かれた。

センターの建設作業には、同社フィリピン人船員と家族、マグサイサイMOLマリン社の陸上スタッフもボランティア参加した。

開所式に先立ち、17日にはマグサイサイMOLマリン社が提携する船員医療機関などからボランティア参加した、20人の医師による無料健康診断、ビタミン剤の配布などが行われ、児童を中心として300人が受診した。