サービス・商品アトラックラボ(埼玉県三芳町)は13日、産業用クローラーロボット「AT-Crawler」とAI(人工知能)自律制御システム「AT-SYNAPSE」、VLM(画像言語モデル)を組み合わせ、屋外資材の所在や保管状況、その変化を把握する自動巡回システムを開発したと発表した。建設現場やプラント、工場、資材ヤードなどでの利用を想定する。
AT-CrawlerはカメラとLiDAR(ライダー)を搭載し、あらかじめ設定した経路に沿って資材置き場を巡回する。取得した画像やセンサーデータをAT-SYNAPSEへ連携し、VLMが資材の有無や種類、保管場所、仮置きの状況、空きスペースなどを読み取り、自然言語で報告する。

▲自動巡回システム(クリックで拡大、出所:アトラックラボ)
過去と現在の巡回画像を比較し、「昨日まであった資材が見当たらない」「資材が増えた」「機材が別の場所へ移動した」といった変化も把握する。バーコードや管理番号が見えない資材についても、形状や色、大きさ、周辺状況などから品目候補を推定する。
AT-Crawlerはラバークローラーを採用し、未舗装路や砂利道などの不整地にも対応する。最大100キロの積載能力を持ち、カメラやLiDAR、通信機器などを搭載できる。Wi-Fi、LTE、Starlinkを利用し、離れた拠点からPCやタブレットで資材置き場の状況を確認することも可能としている。
同システムは資材の数量や入出庫を確定するものではなく、バーコード、RFID、重量計、資材台帳などと併用し、資材探索や配置確認、搬入・搬出時の業務判断を支援する。
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