アスコット、物流施設開発第1号の加須物件を売却

▲「アスコット・プライム・ロジスティクス加須」（出所：アスコット）

拠点・施設アスコット（東京都渋谷区）は28日、2021年に新規参入した物流施設開発事業の第1号案件で特別目的会社（SPC）を通じて出資している、埼玉県加須市の「アスコット・プライム・ロジスティクス加須」が8月31日に竣工し、9月20日に売却決済したと発表した。

同施設は延床面積は8782平方メートル、地上3階建て鉄骨造の常温倉庫。2分割の利用が可能で、荷物用エレベーター1基、垂直搬送機2基を実装し、4トン車が最大15台同時接車可能な高床式トラックバース、2基のドックレベラーを備える。

▲広域周辺図（クリックで拡大）

東北自動車道・加須インターチェンジ（IC）から4キロ、東京都心から50キロ圏の埼玉県北東部に位置し、首都圏と東北地方の中継地点となる。工業地域であることから24時間の操業が可能で、最寄りの東武伊勢崎線・加須駅から徒歩15分、最寄りのバス停からは徒歩1分で住宅地の中にあるため、雇用確保面において優位性が高い。

外観は、加須市の伝統工芸品である鯉のぼりをイメージし、白と淡いグレーの陰影で施設外観を表現。エントランス横には地域住民も利用できるベンチスペースを設置した。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com