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アスコット、加須にラストワンマイル向けハブ用地

2021年12月17日 (金)

拠点・施設先に物流施設開発への参入を表明していたアスコット(東京都渋谷区)は16日、同社初の物流施設開発案件「アスコット・プライム・ロジスティクス加須」(仮称)の開発用地を埼玉県加須市に取得した、と発表した。

▲「アスコット・プライム・ロジスティクス加須」(仮称)完成イメージ(出所:アスコット)

今回の開発では、不動産運用と管理業務に長けたオリックス不動産投資顧問にアセットマネジメントとプロジェクトマネジメントの両業務を委託する。

アスコット・プライム・ロジスティクス加須は東北自動車道加須インターチェンジから4キロ離れた土地に建設。加須市が利根川流域にあり、鯉のぼりが伝統工芸品として知られていることを考え、「川の水面のきらきらとやさしく瞬くさまと、鯉のうろこ」をモチーフとして建物の外観に表現する。

敷地面積は5056平方メートル、鉄骨造・3階建て、延床面積8774平方メートルで、2022年初夏に着工、23年夏の完成を目指す。

同社は、(1)東京都心から50キロ圏内(2)大阪市中心部から30キロ圏内(3)名古屋市中心部から20キロ圏内(4)九州の箱崎ふ頭・福岡空港・鳥栖付近——の4エリアで「郊外の大きな物流施設のハブとなるラストワンマイルの一端を担う中小規模の物流施設開発」を展開していく事業戦略を打ち出しており、今回の加須物件もその一環となる。

アスコットが物流施設開発に参入、埼玉で来春着工