アマゾン、相模原FCに緊急支援物資の備蓄拠点

拠点・施設アマゾンジャパン（東京都目黒区）は28日、相模原市中央区のアマゾンフルフィルメントセンター（FC）内に、災害支援物資の保管拠点「Disaster Relief Hub」（ディザスター・リリーフ・ハブ）を開設したと発表した。自然災害による被災者へ効率的に支援物資を提供するための拠点で、国内では兵庫県尼崎市のフルフィルメントセンターに続く2拠点目、東日本エリアでは初めての設置となる。

▲開設されたDisaster Relief Hub（出所：Amazon ）

同ハブは災害支援を専門とする公益社団法人Civic Forceや特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン、相模原市役所など、地域コミュニティーと連携して運用する。モバイルバッテリーやドライシャンプーなど、過去の被災者の要望に基づいて選定された50種、1万5000点の支援必需品が保管されている。アマゾンの配送・物流オペレーションと同ハブが連携し、災害支援が必要とされる情報をパートナー団体から受け取り、72時間以内に支援物資を被災地へ提供する。

ディザスター・リリーフ・ハブは、アマゾンの世界的な災害支援プログラムの一環であり、トルコ・シリア大地震、オーストラリアの森林火災、ハワイ・マウイ島の山火事など、世界中の自然災害で被災したコミュニティーに支援物資を提供しており、これまで世界で110件以上、2300万を超える支援物資を寄付したという。国内でも、台風6号通過後の沖縄県での清掃活動を支援するための物資提供、豊見城市のデリバリーステーションからの支援物資提供などを行っている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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