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ふそうスーパーグレート1.8万台をリコール

2023年9月28日 (木)

行政・団体国土交通省によると、三菱ふそうトラック・バスは28日、同社の大型トラック「ふそうスーパーグレート」のリコールを届け出た。市場からの情報によるもので、対象は2011年6月から15年11月にかけて製造した計1万8062台。28件の不具合と物損事故2件が報告されている。

不具合があったのは排出ガスは産防止装置(テールパイプ)。消音器に結合されるテールパイプの材質が不適切なため、結合部に融雪剤などが残った状態で使用を続けると、結合部のテールパイプが腐食して破断し、消音器出口からの排気ガスによってエアチューブが溶損することがあり、最悪の場合、ブレーキ制動力の低下や突然の駐車ブレーキ作動、変速不良が生じるおそれがある。また、破断したテールパイプの固定用クランプが破損すると、テールパイプが落下するおそれがある。

改善措置として全車両のテールパイプを対策品に交換すると共に、テールパイプ固定用クランプ一式を新品に交換する。

■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001632917.pdf

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LOGISTICS TODAY編集部
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