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堺化学、医薬事業をカイゲンに統合

2012年11月21日 (水)

メディカル堺化学工業は21日、医薬事業を会社分割によって連結子会社のカイゲンに移管するとともに、同じく連結子会社の共成製薬をカイゲンに合併・統合すると発表した。

これに合わせて、存続会社となるカイゲンの商号を、来年4月1日付で「カイゲンファーマ」に変更する。

同社グループでは、風邪薬「改源」ブランドを関東エリアで確立するために取り組んでいるが、医療用医薬品全般にわたる薬価改定で売上・利益が大きく減少し、業績が頭打ち状態になっている。

このため、「激しく変化する市場環境に対応する」として開発・製造・販売がより一体的に意思決定を行える体制をつくるとともに、グループのリソースを結集して思い切った戦略をスピーディに展開することで、業容拡大を図る狙いで医薬事業を経営統合することにしたもの。