ドライバーに役立つ情報マップを開発、Hacobu

サービス・商品Hacobu（ハコブ、東京都港区）は18日、トラックドライバー向けのスマートフォンアプリ「MOVO Driver」（ムーボ・ドライバー）ベータ版に、運転業務に役立つ情報を利用者で追加・共有できる「物流情報マップ」機能を実装した。ムーボ・ドライバーは、無料で利用可能なスマホアプリで、ことし6月に提供を開始。

ムーボ・ドライバーはまだベータ版のスマホアプリだが、ドライバー日報をアプリ上でペーパーレスで作成・共有できたり、道路運送車両法で定められている運行開始前の点検事項を入力・報告できたりする機能を搭載。緯度経度情報から地点情報を自動入力したり、走行距離を自動で日報に反映したりできるなど、ドライバーの事務作業の負担軽減を図ることができる。ムーボを利用する48万人のドライバーの声やデータを元に機能の追加、拡充が行われており、物流情報マップ機能もその一つだ。

物流情報マップ機能ではリリース時点で、全国の物流拠点情報、軒先条件のほか、大型車が駐車可能なコンビニエンスストアや、トラックが利用できるシャワー付きのガソリンスタンドなど、1万6000の地点情報を登録済み。さらに、ドライバー業務に役立つ情報をユーザー自身が追加し、ドライバーがマップ上で確認が可能だ。ドライバー自身や物流拠点の担当者などが、情報を追加することができるため、ドライバーに必要な情報が集約された物流情報マップを共同で作り上げていくことができる。

▲ドライバーからの情報を集約して作られる「物流情報マップ」（出所：Hacobu）

ハコブが提供するバース予約システム「ムーボ・バース」を導入している拠点であれば、このアプリ上からバース予約、予約状況の確認なども行える。

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LOGISTICS TODAY編集部
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