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ハコベルに福通・山九・日本ロジテムが経営参加

2023年10月19日 (木)

ロジスティクスセイノーホールディングス(HD)傘下のハコベル(東京都中央区)は19日、同日付で福山通運、山九、日本ロジテムの3社を引受先とした第三者割当増資を実施したと発表した。運送大手3社の新たな経営参画により、各社との取り組みでBtoB輸送のオープンプラットフォームを質・量の両面でさらに強化する。

ハコベルは昨年6月に、ラクスルが2015年に事業化した車両手配・配車管理プラットフォーム事業のハコベルを切り離し、セイノーHDが合弁する形で設立した。設立当時の株式保有率はセイノーHDが50.1%、ラクスルが49.9%。オープンプラットフォームとして業界標準を確立するため、新たに3社の資本、経営参画を受けることとした。

今回の資本参画を受け、セイノーHDの田口義隆社長は、参画する3社に謝意を示すとともに、「24年問題をはじめとする日本のバリューチェーン、運送事業の課題を解決し、Team Green Logisticsの実現を目指していく――そのためにはまだまだ多くのメンバーの力を借りて、ハコベルを日本経済を支えるプラットフォームとして育てていく必要がある」とし、さらなるパートナーシップの拡大を呼びかけた。

▲ハコベルの狭間健志CEO

ハコベルの狭間健志CEO(最高経営責任者)は「(合弁会社として運営を開始して)1年間、事業規模もサービス内容も大きく前進した。新たに資本参画いただく各社様との連携、協業を通して、お客様への提供価値・運送会社様へのサービスを強化することで、今後も2024年問題をはじめとする業界の課題解決、物流業界の持続的な発展を目指す」と話した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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