住友商事、タイ・ワンノイ地区で新倉庫の建設開始

国際住友商事は24日、住商グローバル・ロジスティクスの子会社である住友グローバルロジスティクス・タイランド（SGLT）がタイ・ワンノイ地区で新たな物流倉庫の建設を開始したと発表した。ワンノイ地区は、消費財メーカーや大手小売・流通企業が集まる地域で、新倉庫は国道1号線の物流ルート上に立地。輸送コスト削減や温室効果ガス（GHG）排出の抑制を見込める。

新倉庫は、高天井と高い耐荷重の構造で、高層ラックによる1万パレットを超える保管能力を有する効率的なオペレーションを実現する。さらに、環境面では太陽光発電パネルを設置した。消費財をメインターゲットとしており、適正製造規範（GMP）やハラール認証の取得を予定。将来的には第二倉庫の建設も計画している。

SGLTは1989年に設立され、アユタヤやナワナコンを中心に電子・食品・消費財産業への物流サービスを提供している。現在では、アマタナコンやプラチンブリなど5支店・7拠点のネットワークを持ち、タイの経済発展とともに物流需要に対応。保管機能だけでなく総合商社のノウハウを生かした商流管理機能や物流だけでなく、在庫のオフバランス機能も含めた顧客ニーズに応えている。

▲倉庫の完成イメージ（出所：住友商事）

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LOGISTICS TODAY編集部
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