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山九1Q、国内事業好調で大幅増収増益

2025年7月31日 (木)

財務・人事山九が7月31日発表した、2026年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比7.6%増の1539億5400万円、営業利益が同9.9%増の96億2300万円、最終利益が11.4%増の62億9600万円と大幅な増収増益だった。

主力の物流事業は、売上高が3.9%増の741億4100万円、営業利益が68.6%増の24億7100万円。港湾・国際では、国内におけるプロジェクト輸送案件や海上コンテナ取扱量の増加に加え、海外でもプロジェクト輸送や中東地域での出荷作業量が増加した。

港湾国際では、国内でのプロジェクト輸送案件・倉庫保管作業の増加はあったが、海上コンテナ取扱が減少。海外では現地法人での輸出入取扱が低調に推移した。

3PL一般では、主要顧客における3PL業務の単価引き上げにより収支が改善。一般物流については、中国域内での自動車部品や消費財の輸送作業が低調だったが、一部の現地法人ではコスト削減効果により採算が改善した。

国内ではスポット作業や新規業務の取り扱いが増加。構内作業では、国内での新規案件の開始や、海外での赤字案件からの撤退により収支の改善が見られた。

通期業績は、売上高が前年比1.8%増の6180億円、営業利益が同6.7%減の410億円、最終利益が4.1%減の295億円と増収減益を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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