ロジスティクス西日本鉄道は11月29日、国際物流事業の新拠点として20番目の海外現地法人をメキシコに設立すると発表した。南北米州地域では、米国法人に次いで41年ぶりの新設となる。
海外拠点の新設による国際物流事業のネットワーク強化を図るもので、北南米州への輸出拠点として自動車メーカーや電機・電子機器メーカーなどの進出が盛んになっており、今後も継続的な国際物流の荷動きが期待できると判断した。
同社はこれまで、メキシコシティに米国法人の駐在事務所を構え、現地で市場調査や情報収集などを行っていた。現地法人化することで、中米地域での取扱量の拡大と国際貨物網(空運、海運)の拡充を図るとともに、高品質な輸送サービスの提供を目指す。
新会社の商号は「NNRグローバルロジスティクス・メキシコ社」で、西鉄による全額出資会社として設立。来年3月から営業を開始する。