荷主名村造船所は25日、伊万里事業所(佐賀県)で建造していた、CAPT TASOS向けばら積み運搬船「CAPT TASOS」を引渡したと発表した。同船は新規開発の載貨重量18万2000トン型で、シリーズの第3番船。
船の主機関や主発電機関には、環境対応の窒素酸化物(NOx)排出3次規制に適合した機種が採用されている。また、エア式船尾管シール装置を使用し、港湾内での汚水排出規制を考慮した環境への対策として、生活排水や雨水、カーゴホールド洗浄水の適切な船外排出のための貯蔵タンクを備えている。
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