中央道笹子トンネルで天井崩落、物流への影響不可避

話題2日午前8時ごろ、山梨県大月市笹子町の中央自動車道上り線の笹子トンネル内で、コンクリートの天井板が崩落する事故が発生した。

事故発生後、中日本高速道路（NEXCO中日本）は「天井板崩落事故に伴い、複数名の死亡が確認された。謹んでお悔やみ申し上げるとともに、ご遺族に心からお詫び申し上げる」とのコメントを発表した。

この事故により、中央道は勝沼IC-大月JCT上り線で2日午前8時5分から、一宮御坂IC-大月JCT上り線で同日午前10時から、大月JCT-勝沼IC下り線で午前8時18分から、それぞれ通行止めとなっている。

3日未明時点でNEXCO中日本は「開通のメドは立っていない」としており、歳暮シーズン入りに伴う繁忙期に突入した物流への影響は、避けられない見通しとなった。