三菱地所、厚木エリアに3件目の物流施設を着工

▲「厚木市上依知物流施設計画」（仮称）の完成イメージ（出所：三菱地所）

拠点・施設三菱地所は27日、厚木エリアで3件目の開発物件プロジェクトとなる「厚木市上依知物流施設計画」（仮称）を9月に着工したと発表した。2024年11月末の完成を予定する。

施設は地上4階建て、内陸工業団地内に位置するマルチテナント型物流施設で、延床面積5万2900平方メートル。首都圏中央連絡自動車道（圏央道）・相模原愛川インターチェンジ（IC）から3キロ、圏央道、国道129号線、東名高速道路と新東名高速道路へのアクセスが良好で、東京都心から50キロ圏内に位置する首都圏の広域物流拠点として、首都圏と関西・東海地方をつなぐ配送拠点として適した立地となっている。

専有部倉庫では両面トラックバースを採用することで、柔軟な施設運用が可能。共用部には従業員用休憩スペースやトラックドライバー用喫煙室、トイレを併設するなど、労働者の利便性や快適性を追求した。LED照明をはじめとする省エネ機器を採用するなど環境に配慮した計画とし、48時間稼働する非常用発電機を設置することでテナント企業のBCP対策を支援する。

また、施設完成後には、EV（電気自動車）の普及に伴い需要が拡大しているリチウムイオンバッテリーなど危険物保管ニーズの高まりを受け、危険物倉庫を増設する計画だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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