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ESR、マルチ型物流施設「名古屋南DC」が完成

2023年11月9日 (木)

▲名古屋南DC2の外観(出所:ESR)

拠点・施設ESR(東京都港区)は9日、名古屋市港区にマルチテナント型物流施設「ESR名古屋南ディストリビューションセンター2」(名古屋南DC2)が竣工したと発表した。

同センターはESRとして全国で33件目、中京圏で6件目となり、敷地面積は2万4795平方メートル、延床面積は4万8844平方メートルの4階建て。耐震構造のボックス型で、1階にトラックバースを23台分配置し、トラックバース前の車路は雨天時でも影響を受けにくいピロティ形式を採用。敷地内には海上コンテナトレーラーに対応できるエリアも含め、トラック待機場を合計19台確保した。

大型の荷物に対応するため、床荷重は1階が2トン、2階-4階は1.5トンで、全階で2.5トンのフォークリフトの走行が可能となっている。梁下有効高は5.5メートル、柱ピッチは間口11メートル×奥行き10.5メートルで、物流運営の汎用性と保管効率を重視している。

立地面では、名古屋市中心部から12キロ、名古屋南部の基幹産業道路として利用されている国道23号の竜宮インターチェンジ(IC)から1.8キロ、東海方面と名古屋市中心部を連絡する名古屋高速3号大高線・笠寺ICから2.8キロ、名古屋港飛島ふ頭北コンテナターミナルから14キロ、中部国際空港から34キロで、高速道路・航空・海上インフラへ好アクセスな立地。

全館にLED照明、外壁に断熱性能の⾼いサンドイッチパネル、廃ペットボトル500ミリリットル11万9000本を再利用した環境配慮型アスファルトを採用し、建物屋上には最⼤1500キロワットの太陽光パネルを設置。さらにEV(電気自動車) トラックや自動車用の高速充電ステーションの設置を計画しておりCO2削減に寄与する。

「ESR名古屋南ディストリビューションセンター2」概要
所在地:愛知県名古屋市港区⼤江町12-12
敷地面積:2万4795平方メートル
延べ床面積:4万8844平方メートル
アクセス:竜宮ICから1.8キロ、名古屋高速3号大高線・笠寺ICから2.8キロ、名古屋港飛島ふ頭北コンテナターミナルから14キロ、中部国際空港から34キロ
規模・構造:4階建て、耐震構造
床荷重:1階2トン、2階~4階1.5トン

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LOGISTICS TODAY編集部
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