パナHD、NTTコムの巡回実証に搬送ロボット提供

調査・データパナソニックホールディングス（HD）は8日、広島市中区の「ひろしまゲートパーク」で、NTTコミュニケーションズ（NTTコム）とNTT都市開発が11月9日から行う、自動搬送ロボットを活用した情報発信・巡回パトロールの実証実験において、自動搬送ロボット「ハコボ」と遠隔運用サービスを提供すると発表した。

▲自動搬送ロボット「ハコボ」（出所：パナソニックHD）

ハコボの側面に液晶ディスプレイを設置し、ロボット走行時に園内に設けた停止ポイントで自動的に停車させ、商業施設の情報や公園内のルールなどの情報発信を行う。また、平日の日中に、園内や周辺道路でハコボを自動走行させてパトロールを実施するとともに、公園内のルールに関する注意喚起を発話させ、公園利用ルールの認知度向上や禁止行為の抑止効果を検証する。

ハコボは、後方のキャビンをさまざまな機能にカスタマイズでき、表情豊かに話しかけるコミュニケーション機能を有しており、商品配送以外にも多様なサービスに対応可能。実証実験は11月9日から12月1日に行われ、NTTコムはサービス管理システムの提供を、NTT都市開発は同実証の内容検討や行政協議などを担う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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