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高速深夜割引見直し案普及へ、全ト協が資料公開

2023年11月10日 (金)

(イメージ)

行政・団体全日本トラック協会は9日、高速道路の深夜割引見直しに関する基礎知識をトラック事業者に共有するための資料を作成し、公開した。

現行制度では深夜帯の割引時間が0時から4時に設定されており、同時間帯に少しでも走行すれば割引を受けられるため、採算を取ろうと試みる運送事業者などが適用時間まで料金所出口の手前やサービスエリア(SA)などの休憩所に滞留するなど、安全な通行を妨げるだけでなく、ドライバーの拘束時間を長引かせる要因にもなっている。国土交通省や高速道路3社などはこれらの対策として深夜割引制度の見直しを検討し、今月7日からは適用条件や適用時間帯など「深夜割引の見直しにおける無謀な運転の抑止策(案)」に関する一般意見を20日まで公募しているところで、民意を多分に含めた抑止策を打ち出す意向だ。

提案されている見直し案の主な変更点は、割引の対象を適用時間帯の走行距離分とする▽適用時間帯を0時から4時の4時間から、22時から翌5時の7時間に拡大する▽長距離逓減制を拡充し、400キロメートル超の基本料金を引き下げ▽1000キロメートルを超える長距離運行に対し、激変緩和措置として割引対象走行分に加算する(22時台に流出した場合は割引率2割とする)――の4点。

■全ト協資料ページ
https://jta.or.jp/member/dorotaisaku/etc_dis_night.html

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LOGISTICS TODAY編集部
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