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商船三井CVC、海上自給電源装置実装へ覚書締結

2023年11月13日 (月)

環境・CSR商船三井の100%子会社であるMOL PLUS(MOLプラス、東京都港区)と同じく100%同社子会社のMOL(ロンドン)、Mocean Energy(モーシャンエナジー、スコットランド)は13日、海上自給電源装置実装における覚書を締結したと発表した。

具体的には、モーシャンエナジーが開発する、海上オフグリッド電源ソリューション、波力発電装置の社会実装推進、波力発電装置のグローバル輸送、製造販売の支援などにおいて相互協力を図る。また、MOL PLUSはモーシャンエナジーへの出資を決定した。

▲Blue Horizonのイメージ(出所:MOL PLUS)

モーシャンエナジーは、波の振動を利用して電力を生成し、海中の検査・保守機器に電力を供給するデバイス「Blue Star」(ブルースター)をオフショア石油・ガス市場やCO2回収貯留市場向けに販売している。将来的には、大規模発電市場向けに、ブルースターの10倍以上の発電が可能な「Blue Horizon」(ブルーホライゾン)の商用化を目指している。

モルはモーシャンエナジーの波力発電技術の社会実装を支援するため、波力発電装置のサプライチェーンの構築や洋上発電事業との協業など、商船三井グループでの導入に向けた協業を検討する。モルプラスはモーシャンエナジーの技術が、脱炭素化や複数の発電方法を効率的に組み合わせて電力供給するエネルギーミックスの実現に寄与することを見込んで、資金調達に参画する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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