ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR貨物、10月輸送は化学薬品など低調で4.8%減

2023年11月16日 (木)

調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が15日発表した10月の輸送動向によると、コンテナ輸送は前年同月比2.2%減の162万9000トン、車扱は同10.7%減の64万1000トンで、計4.8%減の227万トンと全体的に減少した。物価上昇による国内消費の伸び悩みや化学業界の需要低迷が影響した。

コンテナでは、「積み合わせ貨物」でEC(電子商取引)貨物の取り込みや、鉄道モーダルシフトが進んだことから3%増となったほか、半導体不足解消に伴う自動車生産の回復により「自動車部品」の輸送も11.1%増となった一方で、「化学薬品」は一部での輸送終了や需要低迷による生産減で10.4%減と低調だったほか、「紙・パルプ」もペーパーレス化に伴う需要減で5.7%減となった。

車扱は、「石油」がガソリンや軽油を中心に2.8%増と堅調に推移したが、セメントが顧客の生産計画変更により減少したことで、「セメント・石灰石」は49.3%減となった。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com