行政・団体国土交通省は20日、国連第191回自動車基準調和世界フォーラム(WP.29)で、「大型車EDR(イベント・データ・レコーダー)の国連基準」が合意されたと発表した。発効は2024年6月ごろ。
EDRは、事故前後最大30秒程度のアクセル、ブレーキ、衝突被害軽減ブレーキ作動状況などのデータを記録する装置で、記録されたデータを分析することで車の安全装置の開発につながる。
乗用車に対するEDRの国連基準は21年に発効されていたが、導入がまだだった大型車に対するEDRについても安全装置の開発を促進すべく、日本は米国、オランダとともにWP.29傘下の専門家会議の共同議長を務め議論を主導し、このたび国連基準として合意された。
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