神戸市、30社にコンテナ貨物集荷促進補助金

ロジスティクス神戸市は10日、今年度の「神戸港コンテナ貨物集荷促進事業」の補助金交付事業を決定したと発表した。

補助事業の対象となるのは、神戸港を経由するコンテナ貨物の輸送で、神戸港への貨物集荷が見込まれる「フェリーによるコンテナ貨物輸送事業」「鉄道によるコンテナ貨物輸送事業」「陸上輸送距離短縮事業」「コンテナラウンドユース事業」――の4事業で、新規、増加貨物は1TEUにつき2000円、上限は1申請につき1000万円となっている。

今回決定した補助対象事業は30件で、すべての事業を実施した場合の効果として、市では増加コンテナ貨物数が年間4万400TEU、CO2排出削減効果として年間1万7500トンを見込んでいる。補助金の合計額は5112万6000円。

■対象決定事業は次の通り。
＜鉄道によるコンテナ貨物輸送事業＞（1件）
JUKI、日本貨物鉄道（計2社）

＜陸上輸送距離短縮事業＞（13件）
上組、川崎汽船、しまむら、シャープトレーディング、ダイヤモンド電機、中央港運、東洋埠頭、トレーディア、南海エクスプレス、日商岩井紙パルプ、日触物流、日新、日新運輸、日本触媒、日本製紙木材、日本通運、ニトリ、濃飛倉庫運輸、松木運輸、三井倉庫、三井倉庫港運、三菱ガス化学、郵船ロジスティクス（計23社）

＜コンテナラウンドユース事業＞（16件）
NTN、クボタ、ケービーエスクボタ、神戸物流サービス、後藤回漕店、サントリービジネスエキスパート、澁澤倉庫、西神陸運、泉洋港運、ダイキン工業、電気硝子貿易、トレーディア、日新、日本コンテナ輸送、日本電気硝子、ピー・アンド・ジー、日立建機ロジテック、マツダ、丸一運輸、丸全昭和運輸、マロックス、三菱自動車工業、三菱自動車ロジテクノ、銘建工業（計24社）