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港湾ターミナルの脱炭素評価「CNP認証」を試行

2023年11月24日 (金)

認証・表彰国土交通省は24日、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化や水素・アンモニアの受け入れ環境の整備などを図るカーボンニュートラルポート(CNP)の形成を推進するため、港湾ターミナルでの脱炭素化の取り組みを客観的に評価する認証制度として「CNP認証(コンテナターミナル)」を試行すると発表した。

国交省はことし3月に同認証の制度案を取りまとめており、コンテナの取扱量が多く脱炭素化の取り組みが進んでいるターミナルで試行し、本格運用に向けて評価基準の妥当性、認証機関に求められる能力、体制などについて検討を行う。

港湾のターミナルでは、ターミナル内での荷役機械などの稼働、ターミナル境界部での停泊中船舶、トラックの出入り――による温室効果ガス(GHG)排出が全体の9割強を占めていることから、同認証制度ではこれらのGHG排出を抑える取り組み、例えばヤード照明のLED化や低炭素型トランスファークレーンの採用、ゲート予約システムの採用、船舶へのLNG(液化天然ガス)燃料機能の採用などを評価する。

(クリックで拡大、出所:国土交通省)

試行対象となるターミナルは、東京港大井コンテナ埠頭1・2号、横浜港南本牧ふ頭、名古屋港鍋田ふ頭、大阪港夢洲C-11、神戸港ポートアイランドPC15-17、博多港アイランドシティ――の6ターミナル。

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LOGISTICS TODAY編集部
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