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ヤマト福祉財団、助成先の仮設校舎が完成

2012年12月17日 (月)

話題ヤマト福祉財団はこのほど、「東日本大震災生活・産業基盤復興再生募金」で助成している福島県楢葉町「仮設校舎敷地造成工事仮設校舎設置事業」で、楢葉小・中学校中央台仮設校舎と「あおぞらこども園」の中央台仮設園舎が完成すると発表した。

福島県楢葉町は、東日本大震災による原発災害で避難生活を余儀なくされ、町内の二つの小学校と一つの中学校の生徒も区域外での就学を強いられたが、同級生や先生との授業を切望する生徒、父兄の要望を受け、多くの町民が避難している「いわき市」の民間施設を借り受け、101人の生徒達への授業を再開している。

楢葉町への帰還には数年の年月を要する見通しのため、142人にまで増加した生徒らの負担を軽減し、より良い教育環境を提供するため、2015年3月まで仮設校舎を建設することを計画。

ヤマト福祉財団は、楢葉町の帰還後の復興に向けた地域就学環境を早期に改善するため、4月に仮設施設用地造成費用、仮設校舎設置費用、備品購入費用として総額1億9100万円の助成を決めたもの。建設先はいわき市の明星大学敷地内で、こども園も併設された。