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セイノーロジックス、契約DXで輸送ルート見直し

2023年12月11日 (月)

サービス・商品取引先情報管理サービス運営のSansan(サンサン)は11日、海上混載輸送を手がけるセイノーロジックス(横浜市西区)が、名刺管理サービス「Sansan」(サンサン)と契約データベース「Contract One」(コントラクトワン)を採用し、営業の業務効率化を実現したと発表した。セイノーロジックスは契約情報を精査したことで、中南米向け輸送ルートの輸送原価を17%削減することにつながったとしている。

同社は2021年に、属人的でアナログな顧客情報管理から脱却するため、名刺管理サービスのサンサンを採用し、22年3月にはコントラクトワンを採用してサンサンとの連携機能を活用。紙や電子で交わされる契約書を全社で一元管理するサービスの活用により、契約情報と顧客情報の紐づけを効率化した。

セイノーロジックスではサンサンに10万件の人物情報を、コントラクトワンに1300件の契約情報を蓄積し、データベース上で全社共有、管理している。既存の取引内容を簡単に引き出せるようになったことで、輸送ルートや条件の見直しに活用しているほか、営業活動においては契約書で輸送ルートの確認などを行うことも多いことから、営業活動の効率化にもつながっている。

また、自動更新規約が含まれた契約書については、コントラクトワンが更新期限が近づくと自動で担当者に通知する仕様のため、交渉しやすい契約更新のタイミングを事前に把握できるようになり、新たな商談機会を創出している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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