ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

近鉄エクスプレス、SAFのプロジェクトに参画

2023年12月11日 (月)

ロジスティクス近鉄エクスプレスは8日、国内資源循環による脱炭素社会実現に向けたプロジェクト「FRY to FLY Project」に参画した、と発表した。

同プロジェクトでは、CO2排出をライフサイクルで80%削減するとされる持続可能な航空燃料「SAF」で航空機が飛ぶ世界の実現を目指している。SAFは、家庭や飲食店などから発生する廃食用油を再利用して製造する。

日揮ホールディングスを事務局とし、企業や自治体、団体などが連携し、廃食用油の収集促進や、SAFへの活用を教育、啓蒙することを目的として設立された。2023年11月現在で参画する企業や自治体、団体は70に達する。

国内では一般家庭で毎年10万トンの廃食用油が発生するほか、飲食店などでは40万トンが生じている。特に家庭から出る廃食用油はほとんどはリサイクルされず、廃棄されているのが現状だという。
近鉄エクスプレスは「未だ国内での安定したSAF生産と供給には程遠い状況。個人消費を含む全てのステークホルダーの積極的な関与によって廃食用油を安定的に回収する環境づくりが急がれる」としている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com