サントリー子会社、兵庫県の工場を生産物流拠点に

▲サントリープロダクツ高砂工場（出所：サントリー食品インターナショナル）

拠点・施設サントリーホールディングス傘下のサントリー食品インターナショナルは14日、グループ会社のサントリープロダクツ（東京都港区）の高砂工場（兵庫県高砂市）に、ペットボトル飲料の製造ラインと物流倉庫を新設したと発表した。同工場を物流拠点として機能させ、西日本エリアの生産能力とともに物流機能も強化する。2024年秋に着工し、26年春の稼働を目指す。

250億円の設備投資を行い、主力工場の高砂工場に無菌充てんペットボトル製造ラインを1ライン増設するとともに、工場敷地内に物流機能を向上させるため自動倉庫を新設する。今回の生産、物流能力の増強により、今後も伸長が予想される小容量ペットボトルの中長期的な安定供給を図ることに加え、関東エリアから西日本エリアへの長距離トラック輸送量を従来から50％削減する。また、年間のCO2排出量は3700トン削減できる見込みだ。

同工場では「伊右衛門」や「クラフトボス」などを製造しており、年間生産能力は3500万ケースから1100万ケース増加させ、4600万ケースとなる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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